</comment> <link href="../css/layout.css" rel="stylesheet" type="text/css" /> <link href="../css/base.css" rel="stylesheet" type="text/css" /> <link href="../css/font.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
伊豆の瞳 一碧湖

一碧湖 湖畔は森に覆われた、周囲4Kmの湖です。
湖面に天城連山を写す様子が見事で、そこから「伊豆の瞳」という別名もあります。


北東岸に宿泊施設や数軒の飲食・みやげ物店が集中しています。
ボート乗り場もあり、ボート遊びのほかブラックバスやフナなどの釣りも盛ん。


北西側は大池(おおいけ)と呼ばれ、小さな島を2つ持つ湖です。 一方、市道の橋を挟んで南東側は沼池(ぬまいけ)と呼ばれ、全域が沼地または湿地帯となっており、葦などの植物が繁茂しています。 沼池は水位が低いときには大部分が干上がることもあります。


かつては堰止湖と考えられていましたが、火山の火口のごく近辺でしか観られない、火山弾を多く含む堆積物が分布しており、 現在ではおよそ10万年前に起きた激しい水蒸気爆発によってできた火口湖(マール)であると考えられています。 およそ5000年から4000年前には南南西におよそ4キロメートル離れた大室山が噴火し、 流出した溶岩の一部が湖の西側の一部にかかって、ほぼ現在の形ができ上がったといわれています。

透徹した瞳 歌人・与謝野晶子と一碧湖

与謝野晶子湖畔には桜が多く、花見の名所でもあります。南岸には歌人与謝野鉄幹(よさのてっかん)・晶子(あきこ)夫妻の歌碑が立っています。


初夏の天城おろしに雲ふかれみだれて影す伊豆の湖
鉄幹 (昭和九年)


うぐいすがよきしののめの空に鳴き吉田の池の碧水まさる
晶子 (昭和十二年)


大正・昭和初期を代表する情熱的で才能豊かな歌人・与謝野晶子は、たびたび伊豆を訪れ、その風景や温泉についての歌を残しました。名前の通り碧い湖面を持つ一碧湖は、晶子が愛した場所で、鉄幹と共に度々訪れています。


鏡のように天城山を映し出す「伊豆の瞳」。それはまっすぐに物事を見つめる晶子の透徹した瞳とあい通ずるものを感じます。
一碧湖を見つめながら、夫の隣で晶子は何を考えていたのでしょうか。
澄み渡った湖面を眺めながら、この場所を訪れた人に思いをはせてみてください。


周囲には美術館が多数ありますので、足をのばしてみてはいかがでしょう。


【一碧湖周辺の観光スポット】
伊豆一碧湖香りの美術館
 香りと器の歴史を紹介しながら、紀元前6世紀ごろから現代までの香水瓶など約500点を展示しています。

伊豆一碧湖美術館
 現代フランスの画家ジャン・ピエール・カシニョールの作品を常設しています。

池田20世紀美術館
 20世紀に制作された絵画・彫刻で《人間》をテーマとするものを中心に約1300点収蔵しています。