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情緒をとどめる「東海館」

伊東温泉「東海館」伊東の街中を流れる松川沿いをのんびり散策していると、昭和初期の建築様式をそのまま残す木造3階建の温泉旅館『東海館』があらわれます。
平成9年に廃館後、伊東市に寄贈されたこの旅館は、その貴重な木造建築を後世に伝えるため、平成13年7月26日、市を代表する観光施設として新しく生まれ変わりました。

東海館は昭和3年に庶民の温泉宿として開業し、沢山の方々に親しまれ大いに賑わいました。当時の職人たちが腕を振るった自慢の建物は、桧や杉などの高級な木材や変木とよばれる形の変わった木々をふんだんに用いた美しい和風建築です。

廊下や階段、客間の入り口など、館内随所に職人たちの手工を凝らした建築美がいきています。今や貴重となった伝統的な日本の建築様式を心ゆくまでご覧下さい。

入館料 個人 団体
大人(1人1回につき) 200円 150円
子供(1人1回につき) 100円 50円

※入館時間:9:00〜21:00 入浴時間:11:00〜20:00
※第3火曜休み(祝日の場合は翌日休)

神様を求めて「伊東七福神」

伊東七福神常に温暖な気候の伊豆東海岸にある伊東温泉の名は、伊豆の東にあるというところから起こりました。


この伊東に七福神めぐりのコースが誕生し、観光客でにぎわうようになりました。七福神の安置されている伊東駅周辺と近郊の寺社を巡拝するのが七福神めぐりですが、このお参りをすると水難、火難、盗難など七つの災害がのぞかれ生命財産が守られ七つの幸福を授かるといわれています。


神社仏閣の数多い伊豆半島のなかでも伊東の七福神めぐりは、風光明媚な環境と市内に点在する文学散歩と合わせ、自然に親しみながらゆっくりまわれるので伊東の街の魅力にたっぷりふれられることでしょう。


ぜひ、この街の中にいる7人の神様を探してみてください。

新井神社(恵比寿神)
伊東市新井2-15-1
TEL:0557-37-5555
伊東駅より約1.5km バス停新井線終点下車 約50m戻ると山側に石段・鳥居あり



新井神社は伊東港、魚市場を見おろし、遠く相模灘を望む高台にあります。 祭神は蛭子神、諏訪神、八幡神の合祀です。


伊東町誌(大正元年)によると、古く比留古神社といい創柱は元応2年(1320年)です。 蛭子(エビス)倹子(オキノミコ)等の名があり、事代主命ともいわれています。
明治30年(1897年)に蛭子神社に村内の諏訪神社、八幡神社を合祀、大正3年に社名を新井神社と改称しました。


祭典は隔年正月7日俗に伊東の”裸まつり”として、神輿の海上渡御があり、裸の若衆にかつがれた大神輿が真冬の海に繰り出し、海上安全・大漁・満作・招福を祈願することで有名です。


里人の伝承によると、その昔新井の東の浜に流れ着いたえびす様を、西の浜の漁師が拾い、祠を建ててお祭りしたところ、たち まちその年は豊漁、豊作に恵まれたという故事にならって始まったといわれています。 新井神社(恵比寿神)


七日朝十時に神社に集った氏子によって入魂の儀式が済むと神輿は、ホラ貝を吹く子供達を先頭に紋付き黒羽織に刀をたばさんだ仲町の若衆、諸役員の行列につづいて東の浜へ行き鹿島踊りが奉納されたあと四十余人の東町の裸の若者にかつがれ海に入ります。


海水で清められた神輿は東の浜から「お召し舟」に乗られて西の浜に渡り、待ち受けた西町の裸の若衆四十余人によって 再び海辺でおねりをしたあと仲町の若衆の行列に守られて神社へお上りになります。


新井神社には産土祭りの神輿が別に一基あって、毎年7月15日に”お天王さん”の祭りがにぎやかに行われています。

朝光寺(大黒天神) 
伊東市岡416-1 
TEL:0557-37-2278
伊東駅より約1.5km 丸山公園より約300m 普通車は境内進入可



海上山 朝光寺には文化財として保存される価値のある四万垂木と樹齢200年と言われるつつじの古木があります。  


日蓮宗、本尊、宗祖(日蓮大聖人)尊定の十界大曼陀羅、鎌倉末期、真言宗の寺として松原寺山に創立、宗祖伊豆ご法難の際に大黒天尊像を時の朝光律師に与えました。朝光律師はいたく感服して改宗したと伝わっています。


天文17年(1548年)妙光院日形が現在地に大黒天を還座動請し、朝光律師の旧徳を讃之国土安穏の道場として創立。のち中興二 十三世日義と先住日応によって寺門を一新しました。


帝釈天、鬼子母神も祀られ、七面堂には七面大明神が祀られておりますので七福神とのご縁は特に深いものと思われます。 こちらの大黒天は17cm程の素朴な木彫で日蓮大聖人の御開眼の御尊像です。
海上山 朝光寺(大黒天神) また本堂横の七面堂(旧本堂)の中央には七面大明神が祀られておりますが、大変珍しいのはこの建物の垂木が四方垂木といわれるもので、文化財としても保存されるべき価値のある建物です。


山門を入った右側には樹齢200年といわれるつつじの古木がありますが、花の時期には無数の花が咲き乱れそれはみごとなものです。


残りの神様は次回特集「伊東温泉【後編】」で!